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良いときも悪いときも、容赦なく時間は流れていきます。

だからこそ、どうせなら毎日を心豊かに生きていきたい。

幸せとは、自分の周りの人や物を「好きだ」と感じながら生きていくことなのではないかと僕は思うのです。

 

素敵な物は、素敵な人が作っています。

真心を込めて作られた物を生活に取り入れることによって、そこに彩りが生まれます。

 

身に付けると、自分の内側に何かが起こるような服。

素材やディテールから、その向こう側の物語が感じられるような物。

そういった服や物を紹介していくのがmaktubの役割だと思っています。

Time will flow without mercy, both good and bad.

That's why I want to survive every day richly.

To love people and things around you. We think that it is happiness.

 

A wonderful thing is made by a nice person.

Life will be enriched by incorporating things made by such people into our lives.

 

Clothes that your heart is exciting when you wear it.

Products that make you feel the story by watching materials and details.

Our mission is to introduce such clothes and things.

maktub(マクトゥーブ)


これはパウロ・コエーリョの著書「アルケミスト」に出てくる言葉で、アラビア語で「書かれている」という意味です。

このアルケミストという物語は、一人の少年が宝物を探して旅をするというシンプルなストーリーなのですが、人生の道標となる言葉が所々に散りばめられています。
主人公である羊飼いのサンチャゴは、旅の途中でいくつもの困難に直面します。しかしその困難の一つ一つが宝物に辿り着くために必然なのだということに少年は気付きます。ゴールに辿り着くまでに起こる全ての出来事が「maktub=書かれている」と信じて、少年はあきらめずに旅を続けます。旅の過程の「点」と「点」が、いつしか繋がって「線」になる瞬間を噛み締めながら、少年は一歩ずつ前に進んでいきます。
そんな少年の姿に、この本を読み返す度に勇気づけられます。

 

アルケミストの中で印象的なシーンがあります。旅を始めて2時間のところで泥棒に全財産を奪われてしまったサンチャゴは、生きるために商店で働くようになります。必死で働き1年が過ぎた頃、彼は旅をあきらめ故郷に戻る方がよいのかもしれないと考えるようになります。そんな状況の中で書かれている文章を抜粋します。

「でもこの状況を別の視点から見ることもできると少年は感じた。彼は実際、2時間だけ宝物の近くにいるのだ。その2時間が実際は1年になってしまったという事実は、問題ではなかった。」

サンチャゴのように前向きに考えるのはなかなか難しいことですが・・・でも「確かに前に進んでいる」ということを心の支えにコツコツと歩んでいきたい。そんな思いから店名を"maktub"にしました。

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